自転車と一緒に電車に乗ることができる近鉄のサイクルトレインをPRするアンバサダーに、元プロロードレース選手の中島康晴さん（38）が就任した。

　近鉄は、三重県内の山田・鳥羽・志摩線でサイクルトレインを通年で走らせている。ほかにも期間限定で、近鉄名古屋―賢島（三重県志摩市）で「観光列車『つどい』サイクルトレイン―KettA（ケッタ）―」を運行する。

　中島さんは自転車ロードレース日本代表として活躍し、昨年、現役を引退。鉄道好きという中島さんは「海外も含め、観光名所・伊勢志摩の魅力を発信していきたい」と抱負を語った。

　ケッタは、9月9日～10月14日の土日祝日の計10日、近鉄名古屋―賢島を1日1往復する。乗車券に加え、自転車を載せるケッタ券（大人1千円、子ども500円）で乗車できる。