コロナ禍の吹奏楽部の苦しみや希望描く 「生演奏と舞台を楽しんで」

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宮廻潤子
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 新型コロナ禍による休校やコンクールの中止にもめげずに、演奏の場を求めて活動に励んだ水戸女子高校(水戸市)の吹奏楽部がモデルの演劇「ファンファーレ!! 響き続けた吹奏楽部の物語」が13~17日、水戸市民会館で上演される。

 原作は、全国の吹奏楽部を取材するオザワ部長さんのノンフィクション「吹奏楽部バンザイ!! コロナに負けない」(ポプラ社)。コロナ禍に苦しみながらも希望の光を見いだし、前を向いた水戸女子など五つの高校吹奏楽部を描く。

 演劇での設定も、全日本吹奏楽コンクールと県大会、地区大会が中止になった2020年としたが、他の高校のエピソードなども取り入れ、架空の「水戸女学館高校」とした。

現役の高校生たちも交代で生演奏。舞台は、コンクールが中止になった後の場面を丁寧に描きました。

 コンクールの中止に部員たち…

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この記事を書いた人
宮廻潤子
水戸総局|茨城県政、水戸市政
専門・関心分野
地方政治、ジェンダー、多文化共生