ツイッターが閲覧可能な投稿数を一時的に制限 多数の障害報告
ワシントン=下司佳代子
米ツイッターを所有する起業家イーロン・マスク氏は米東部時間1日午後(日本時間2日未明)、自身のツイッターアカウントへの投稿で、ユーザーが一日に読める投稿数を制限したと明らかにした。認証済みアカウントは6千件、未承認アカウントは600件、未承認の新規アカウントは300件に制限したという。
マスク氏は、制限は一時的なもので「極端なレベルのデータ・スクレイピングとシステム操作に対処するため」と説明。その後の投稿では、閲覧の上限を認証済みアカウントは1万件、未承認アカウントは1千件、未承認の新規アカウントは500件に引き上げる考えを示した。だが解除の見通しは明らかにしていない。
マスク氏が問題視するスクレイピングとは、データを収集して加工することを意味する。マスク氏は最近、生成AIを扱う新興企業などが、システムの訓練に役立つ大量のデータをツイッターから無料で収集しようとする動きにいらだちを示していた。
「ツイートを取得できません」などの表示相次ぐ
今回の閲覧制限に先立ち、ツ…
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