ツイッターが閲覧可能な投稿数を一時的に制限 多数の障害報告

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ワシントン=下司佳代子
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 米ツイッターを所有する起業家イーロン・マスク氏は米東部時間1日午後(日本時間2日未明)、自身のツイッターアカウントへの投稿で、ユーザーが一日に読める投稿数を制限したと明らかにした。認証済みアカウントは6千件、未承認アカウントは600件、未承認の新規アカウントは300件に制限したという。

 マスク氏は、制限は一時的なもので「極端なレベルのデータ・スクレイピングとシステム操作に対処するため」と説明。その後の投稿では、閲覧の上限を認証済みアカウントは1万件、未承認アカウントは1千件、未承認の新規アカウントは500件に引き上げる考えを示した。だが解除の見通しは明らかにしていない。

 マスク氏が問題視するスクレイピングとは、データを収集して加工することを意味する。マスク氏は最近、生成AIを扱う新興企業などが、システムの訓練に役立つ大量のデータをツイッターから無料で収集しようとする動きにいらだちを示していた。

「ツイートを取得できません」などの表示相次ぐ

 今回の閲覧制限に先立ち、ツ…

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    藤井涼
    (UchuBiz編集長)
    2023年7月2日11時46分 投稿
    【視点】

    一時的な制限と説明していますが、皮肉にもTwitterトレンドには「Twitterサ終」「クソ仕様」などがランクインし、同時に避難先(?)として「Mastodon」「mixi」などもランクインしています。Twitter離れは今後も加速しそう

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    辻田真佐憲
    (評論家・近現代史研究者)
    2023年7月2日15時26分 投稿
    【視点】

    以前もコメントしましたが、ツイッターは公共サービスではないので、経営判断で運営方針などを変えるのは仕方ないことだと思います。いやならば、使わなければいいだけの話です。むしろこれをきっかけに、ツイッター依存を見直したほうがいいのではないでしょ

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