新3両の沖縄モノレール、8月10日に発車 朝夕の混雑時に運行
沖縄タイムス
沖縄都市モノレール(ゆいレール、渡慶次道俊社長)は20日に株主総会を開き、3両車両の運行を8月10日から開始すると発表した。通勤通学で利用者の多い朝と夕の混雑時に運行する。
3両車両は1編成の長さが現在の1・5倍の43メートルで、定員も1・5倍の251人に増える。優先席・車いすスペースの増設や大型手荷物置き場の拡充、防犯カメラや車両外側に行き先表示器も設置している。
モノ社では、3両車両の走行試験「習熟運転」を19日に実施し、駅のドア開閉などが運行に問題がないことを確認した。今後は、7月2日に浦添市のてだこ浦西駅前交通広場で3両車両のお披露目会を実施。運行開始日には、開業20周年記念式典に合わせた出発式を開く。
渡慶次社長は「2両だとピーク時に車内に入りきらず、乗客をホームで待たせてしまうことがあった。混雑緩和につながる」と期待した。
3両車両は2023年度内に4編成となり、今後は計9編成が導入される予定。
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