京王線110周年、制服や標識で振り返る展示 八王子で

藤田大道
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 【東京】110周年を迎えた京王線の歴史を振り返る企画展「京王線と八王子」が、JR八王子駅南口の桑都日本遺産センター八王子博物館で開かれている。7月17日まで。

 京王電鉄の前身「京王電気軌道」が1913年に笹塚―調布間で運行を開始。その後、路線の延伸や他社の吸収で、26年以降に新宿―東八王子(現・京王八王子)間を同社が運行するようになった。

 企画展では、戦前の社員の制服やコート、同社が運行していたバス停の標識など約150点を展示している。博物館学芸員の小林央さんは「八王子と深い関わりがある京王線の歴史を、楽しみながら知ってもらえれば」とした。入場無料、期間中は無休。(藤田大道)

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