東京おもちゃショー、世相映す商品たち 人生ゲームの「結婚」も変化

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益田暢子 上地兼太郎
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 最新のおもちゃを集めた「東京おもちゃショー」が10~11日、東京ビッグサイト東京都江東区)で4年ぶりに一般公開される。今回は国内外の156社が約3万5千点を出展。デジタル化や多様性など、世相を映したおもちゃの展示が目立つ。

 日本玩具協会によると、国内のおもちゃ市場は2022年度に9525億円と、比較可能なデータがある01年度以降で過去最高を記録。高まるカードゲーム人気を背景に市場は拡大しており、商品の多様化も進む。

 タカラトミーが4月に発売した8代目の「人生ゲーム」では、時代に沿って多様な価値観を反映させた。

 1968年に初代モデルが発…

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この記事を書いた人
益田暢子
デジタル企画報道部
専門・関心分野
教育、語学、ジェンダー
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    木村裕明
    (朝日新聞記者=企業、経済、働き方)
    2023年6月8日20時6分 投稿
    【視点】

    小さい子どもたちが触れるおもちゃに多様性を意識した商品開発が広がっていることは、歓迎すべき現象だと感じます。  大げさかもしれませんが、遊びを通して障がい者や性的少数者の存在を知り、考えることが、偏見や差別意識の少ない大人を育てることにつ

    …続きを読む