「ロマ佐賀列車」16両、模型に 今秋から発売へ

寿柳聡
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 佐賀県と、人気ゲーム「サガ」シリーズを手がけるスクウェア・エニックスがコラボしたキャンペーン「ロマンシング佐賀」で県内を走っている「ロマンシング佐賀列車」16両の模型を、鉄道模型で知られるトミーテック(栃木県壬生町)が今秋から順次発売する。車両ごとに異なるキャラクターや県内の風物をあしらったデザインを再現。モーターが搭載され、実際に動く様子も楽しめる。

 模型は約150分の1スケール(1両の長さ約14~15センチ)で、キハ125形のセットA(4両、税込み1万2320円)とセットB(3両、価格未定)▽キハ47―8000形のセットA(3両、同2万6400円)、セットB(2両、同1万7600円)、セットC(4両、価格未定)。

 キハ47―8000形のセットには、モーターを内蔵し「Nゲージ」を走れる動力車が各1両含まれる。キハ125形のセットは別売りの動力ユニットをつけることができる。セットは10月から来年3月にかけて順次発売。模型店やトミーテックの公式サイトで購入できる。同キャンペーンで運行している「SaGa風呂バス」4種の模型も販売される予定だ。

 担当者は、「ロマ佐賀列車は(2015年に運行した)2両セットも販売した。今回もやるなら、16両とバス全部をやろうという話になった」と話す。

 トミーテックは各地の様々な鉄道車両の模型を手がけており、九州関係では西九州新幹線(武雄温泉―長崎)を1日だけ走った「HAPPY BIRTHDAY!」仕様のN700Sかもめと、肥薩おれんじ鉄道の「おれんじ食堂」車両も11月に発売する。

 詳細は同社公式サイト(https://www.tomytec.co.jp/別ウインドウで開きます)で。(寿柳聡)

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