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　米国のバイデン大統領が寝泊まりしたのは、こんなところ――。19～21日のG7広島サミットで滞在先となったヒルトン広島（広島市中区）が26日、実際のスイートルームを報道陣に公開した。22階の163平方メートル、瀬戸内海や黄金山が一望できる特別な部屋だ。

　バイデン氏側からは滞在中、アイスクリームの注文があり、ホテルはチョコチップクッキー入りのアイスにカキを練り込んだサブレを添えて提供。バイデン氏がホテルを発った後、部屋には「おもてなしに感謝します」とのメッセージが残されていたという。

　ヒルトン広島はこの部屋を「プレジデンシャル・スイート」と命名していた。1泊25万～35万円という。サミュエル・ピーター総支配人は「大統領が泊まったので、これからは文字どおり『プレジデンシャル』（大統領の）スイートです」と喜んでいた。（興野優平）