貨物駅公開、歩き楽しむ鉄道 静岡で3社イベント 万博キャラも
佐藤実千秋
JR東海、静岡鉄道、JR貨物の鉄道3社が協力したウォーキングイベントが21日、静岡市内で開かれた。県内外から参加した約4千人が、JR静岡駅から東静岡駅まで約7・5キロのコースを歩き、普段は立ち入れない各社の駅施設や車庫、保守基地を間近で見て楽しんだ。
JR貨物はイベントに合わせて静岡貨物駅を公開。EF64、EF66、EF210といった機関車や、コンテナ、フォークリフトなどを展示した。大阪府から親子3人で訪れた男性(40)は「いつもは見えないものが見られて勉強になった。コンテナで冷蔵庫も運んでいた」と話した。
JR貨物静岡支店の河野慎一郎支店長は「貨物鉄道の二酸化炭素排出量はトラックの10分の1。企業はもちろん、地域のみなさんに取り組みを知ってもらう機会にしたい」と話していた。
JR貨物は2025年大阪・関西万博のヘッドマークをリレーする鉄道コンテナリレーに特別協力しており、この日は公式キャラクターの「ミャクミャク」もお目見え。参加者に囲まれて次々と記念撮影を求められていた。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら