実現するか東海道新幹線の自動運転 5年後をめざすJR東海の現在地
細沢礼輝
11日未明、JR浜松駅の新幹線ホーム。「自動列車運転装置(ATO)」を搭載した最新車両「N700S」がなめらかに動き出した。
目的地の静岡駅に着いたのは、26分後の午前0時45分。2秒と9ミリの誤差で、ホームの停車位置に止まった。
運転士は出発時にボタンを1度押しただけで、加減速レバーには手を一切触れなかった。
JR東海が5年後の2028年ごろを目標に、東海道新幹線の自動運転をめざしている。
ATOによる同じような自動運転は、東京メトロやつくばエクスプレスなどで導入されているが、高速鉄道では国内で例がない。
新幹線は現在、「自動列車制…
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