GWの利用、3年連続で増加 JR四国、コロナ禍前の9割に回復

福家司
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 JR四国は8日、大型連休期間中(4月28日~5月7日)の瀬戸大橋線と予讃、土讃、高徳の主要3線区の利用状況を発表した。利用者は3年連続で増加し、コロナの影響がなかった2018年同期の約9割に回復した。

 瀬戸大橋線の利用者は24万4400人で、前年同期比26%増、18年同期の90%だった。予讃、土讃、高徳の主要3線区は計11万5800人で前年同期比29%増、18年同期の89%となった。

 瀬戸大橋線の利用者のピークは上下とも5月3日で、下りは18年のピーク(4月28日)を上回る1万8200人が利用。この日の下り南風7号は、期間中の列車で最高の乗車率159・9%を記録した。

 JR四国輸送課の担当者は「コロナによる行動制限がなく旅行の機運が高まったことや、各地でのイベントの開催もあり、特に後半の5連休に利用が集中した」としている。(福家司)

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