「青ガエル」今年もお目覚め 秋田犬の里の鉄道車両

井上潜
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 忠犬ハチ公が縁で、東京・渋谷から秋田県大館市の観光交流施設「秋田犬の里」にやってきた鉄道車両「青ガエル」が、今年も「冬眠」から目覚め、そのかわいらしい「表情」で施設を訪れる人たちを楽しませている。

 東急電鉄の車両で、1954年から86年まで東急東横線などを走っていた。緑色の車体とそのシルエットから、「青ガエル」の愛称で親しまれていた。

 車両としての役目を終え、渋谷のハチ公前広場に設置されていたが、2020年にハチ公の故郷・大館市にやってきた。

 車体を守るため、毎年冬はブルーシートで全体を覆われて「冬眠」し、春の訪れとともにかわいらしい姿を現す。今年は3月下旬にシートを外し、4月8日から一般公開をしている。(井上潜)

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