女性当選者、過去最多の316人 41道府県議選 それでも14%

統一地方選挙2023

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 41道府県議選が9日に投開票され、女性当選者が、統一地方選としては過去最多の316人となった。これまで最多だった前回2019年の237人を超えた。定数(2260)に占める割合も前回の10・4%を上回る14・0%だったが、なお1割台にとどまった。

 道府県別の女性当選者数は、神奈川の19人が最多で、次いで北海道17人、埼玉15人、千葉14人など。1月1日時点の状況を調べた朝日新聞の全国地方議会アンケートでは、都道府県議会の女性議員数は山梨と熊本が全国最少の1人だったが、今回は山梨で2人、熊本で5人が当選した。

 政党別では自民68人(当選者全体の女性割合は5・9%)、立憲50人(27・0%)、共産43人(57・3%)、公明28人(16・6%)、維新11人(15・9%)、無所属95人(19・3%)などだった。

 今回の道府県議選は、女性候補者の割合が前回の12・7%から増え、過去最高の15・6%(489人)だった。ただ、国が目標とする「35%」は大きく下回っていた。

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