「オンカジはグレー」軽い認識、手軽な「勝負」にはまった吉本芸人
オンラインカジノで賭けをした疑いがあるとして、警視庁は3日、吉本興業所属の芸人6人を単純賭博容疑で書類送検し、発表した。「グレーだと思った」などと話しているといい、違法性の認識が薄いままオンラインカジノを始め、次第にのめりこんでいったという。
書類送検されたのは、お笑いコンビ「ダイタク」の吉本大さん(40)、「9番街レトロ」のなかむら★しゅんさん(31)、「プリズンクイズチャンネル」の竜大さん(31)と最強の庄田さん(35)、「ダンビラムーチョ」の大原優一さん(35)、「ネイチャーバーガー」の笹本はやてさん(33)。6人とも容疑を認めているという。同庁はいずれも起訴を求める「厳重処分」の意見をつけた。
保安課によると、6人の送検容疑は、2023年1月20日ごろから24年12月29日ごろ、それぞれがスマートフォンやパソコンでオンラインカジノサイト「スポーツベットアイオー」などに接続し、「バカラ」などの賭博をしていたというもの。
6人は移動中や仕事の待機中などに賭博をしていた。送検容疑以外も含めて、最も多額を賭けていた芸人は、22年から計約5100万円つぎこみ、最終的な収支はマイナス1200万円だった。給料の大半を使いこんだり、借金したりしていた芸人もいるという。
吉本興業のタレントでは、お…