郵便局長による「局内盗撮」が続発 女性局員「安心して働けない」

有料記事

高嶋将之 藤田知也

 郵便局長が郵便局内で女性局員を狙って盗撮する事案が、2月に発覚していることがわかった。局長によるトイレや休憩室での「局内盗撮」は、過去2年で3件が判明。いずれも小規模な旧特定郵便局で、女性社員からは「安心して働けない」と不安の声が出ている。

 朝日新聞の取材では、都内の50代の郵便局長が2月下旬、都の迷惑防止条例違反で警視庁に逮捕され、その後、釈放された。複数の関係者によると、自局内の休憩室で女性局員を狙って盗撮していた疑いがあるという。

 日本郵便は取材に「事実が判明次第、厳正に対処する。悪質・言語道断な犯罪で、過去の職場内での盗撮も懲戒解雇処分など厳正に対処している」と回答。「研修や指示文書などで指導を続け、安心して働ける環境づくりに努める」としている。

 局長による同様の盗撮行為は…

この記事は有料記事です。残り566文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【秋トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

この記事を書いた人
藤田知也
経済部
専門・関心分野
経済、事件、調査報道など