根室線の新得―富良野間、24年3月末廃止を提示 JR北海道
三木一哉
JR北海道が廃止・バス転換の方針を示しているJR根室線の富良野―新得間(81・7キロ)について、廃止後の公共交通のあり方について話し合う「根室本線対策協議会」が6日、富良野市で開かれた。JR北海道側は沿線自治体の首長に対し、この区間の鉄道を2024年3月末で廃止し、同年4月からバス輸送に移行するという具体的な時期を示した。
JR側は合わせて、バス化に伴う初期費用と18年間の赤字想定額、まちづくり支援金として計20億円程度を提供すると表明。自治体側からは提案に異議は出ず、今後はこの方向で合意に向かう見通しだ。
参加した自治体は富良野市、南富良野町、占冠村、新得町の4市町村。この日の会合では、自治体側は沿線の生活交通と上川―十勝間の圏域間の移動手段に関して、バスの運行事業者、ルート、本数などを提示した。
沿線の生活交通として、富良…
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