西九州新幹線、開業5カ月で乗客100万人突破 1日平均6600人

加藤裕則
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 JR九州は24日、西九州新幹線(武雄温泉―長崎)の利用者が累計で100万人を突破したと発表した。古宮洋二社長はこの日の記者会見で「順調にいっている。これを続けたい」と語った。

 西九州新幹線は昨年9月23日に開業した。5カ月間となる2月22日までの利用者は153日で100万3千人で、1日平均で6600人。

 廃止された特急「かもめ」諫早―長崎間の2018年度の利用実績と比べると、1%増えた。1カ月単位で見ると、開業から1、2、3カ月目は2~8%増、4カ月目は横ばい、5カ月目は9%減だった。

 西九州新幹線が使える通勤・通学定期「新幹線エクセルパス」の利用者は、1月末時点で323人。このうち、武雄温泉―長崎が64人、武雄温泉―諫早が33人、武雄温泉―嬉野温泉が29人だった。(加藤裕則)

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