将棋棋士の中田宏樹八段が死去 58歳、病気療養で休場中

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 日本将棋連盟は9日、中田宏樹(なかた・ひろき)八段が今月7日に死去したと発表した。58歳だった。昨年10月以降の公式戦は全て体調不良の申し出による不戦敗が続いており、今月1日には病気療養のため3月末まで休場することが発表されたばかりだった。葬儀は今月23日に営まれる。

 東京都武蔵野市出身。桜井昇九段門下。1976年、棋士養成機関「奨励会」入会。85年、21歳で四段昇段(プロ入り)を果たした。

 通年度のデビューイヤーだった86年度に全棋士で勝率1位に。91年の王位戦七番勝負では谷川浩司王位(現・十七世名人)に挑戦した(2勝4敗で敗退)。

 王道の居飛車党で矢倉などを…

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