開けてのお楽しみ 「本の福袋」いかが 愛知・一宮市立中央図書館

荻野好弘
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 愛知県一宮市立中央図書館が5日、「本の福袋」の貸し出しを始めた。開館10周年を記念したイベントで、「歌の世界」「手芸のお話」といったテーマを示し、中身は秘密。2冊入りで一般向けと児童向けを各100セット用意した。

 中央図書館は2013年1月、JR尾張一宮と名鉄一宮の両駅とつながった尾張一宮駅前ビルにオープン。市内在住・在勤などの条件がなく利用でき、21年度は56万人が入館した。

 福袋は62万冊の蔵書の中から、司書らが選んだ「おすすめ本」が入っている。一般書エリアで「ミステリーを読む」というテーマの袋を借りた女性(46)は「おもしろいといいなあ」。担当職員は「普段は手に取らないジャンルの本に出会うきっかけにしてもらえれば」と話した。

 福袋は15日まで。貸出期間は通常と同じ2週間。10周年記念で31日まで、貸し出しシートで「当たり」が出たら、しおりなどがもらえる抽選会もある。(荻野好弘)

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