廃線になった駅舎に実物大列車のイルミネーション 旧JR三江線
榊原織和
2018年に廃線になり、プラットホームと線路が残る三江線の石見都賀駅(島根県美郷町)で、当時走っていたワンマン列車と同じ大きさの車両のイルミネーションを、地元住民が作った。跡地利用の取り組みの一つだ。
イルミネーションは幅16メートル、高さは上部から車輪まで4メートルあり、近くで見るとちょっと驚く大きさだ。ホームで実際に列車が停車していた位置に取り付けた。住民からは「懐かしいね」という声が聞かれたという。約1万球のLED電球を使った。
取り付けたのは地元の都賀本郷連合自治会(100戸)。廃線後、JR西日本の土地である線路周辺は草が伸びるなど荒れてしまっており、自治会事務局長の高橋武司さん(61)は「跡地活用を考えるきっかけにしたいと、初めて企画した」と話す。
点灯は来年1月6日までの午後5時~10時。
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