券売機跡地を生かせ 交通系IC普及で台数減、バッテリー貸し出しも

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細沢礼輝
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 「Suica」や「PASMO」などの交通系ICカードの普及に伴って駅の券売機が減り、その跡地が様々な用途に変身している。人通りの多さは抜群の場所だけに、鉄道各社は活用に知恵を絞っている。

 複合施設「渋谷マークシティ」4階にある京王井の頭線渋谷駅のアベニュー口には3台の券売機があったが、その1台が昨年10月、スマートフォンなどを充電できるモバイルバッテリー20台の貸し出し機に変わった。充電サービスを展開する「INFORICH」(渋谷区)との共同事業で、券売機のスペースと同じ大きさの貸し出し機を新たに開発した。

 同じような貸し出しスポット…

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この記事を書いた人
細沢礼輝
東京社会部|鉄道担当
専門・関心分野
鉄道を中心とした運輸部門