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　大阪メトロは21日、大阪市城東区内に新駅を設置する構想を発表した。新駅までは中央線から支線を設ける。駅名は未定。着工は2025年の大阪・関西万博の終了後で、総事業費60億円をかけ、28年春の開業を目指す。

　新駅は、中央線森ノ宮駅の北東約1キロの森之宮検車場内に設置。森ノ宮駅から支線を延ばし、中央線の一部とする。構想では2階が改札、1階がホームで、ガラス張りの丸みをおびた卵形の外観になる。

　25年に開設予定の大阪公立大学森之宮キャンパスの最寄り駅になり、キャンパスと駅を2階部分のデッキでつなぐ予定だ。

　同社の河井英明社長は会見で「中央線を強化することで、大阪のさらなる発展につなげたい」と話した。（松永和彦）…