北陸新幹線の延伸、調査費12億円を予算計上 着工遅れで異例の対応
松本真弥
国土交通省は20日、北陸新幹線の敦賀(福井県)―新大阪間の延伸計画について、地質調査や用地取得に向けた調査費などのため、来年度当初予算案に12億円を盛り込む案を与党に示した。本来は計画の認可後に行う調査で、前倒しで予算を認めるのは異例だ。
与党の整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)の会合で示し、了承された。自然由来の重金属などを含む対策が必要な掘削土の量や、トンネル工事による京都市内の地下水への影響、京都・新大阪両駅周辺の地質などを調べる。
同区間については、地元の一…
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