群衆の圧力、英語の叫び声…事故前、ユーチューブ生配信が映した光景

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笠原真
【動画】ソウル梨泰院の事故=「ゆっくりJKRちゃんねる」から
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 日本人2人を含め、150人以上の死亡が確認されているソウル・梨泰院の事故。

 ソウル在住で会社員として働く50代の日本人男性は、ハロウィーンでにぎわう梨泰院の様子を自身のユーチューブチャンネルで生配信していた。

 配信開始は午後7時半ごろ。

 中心部から少し離れた場所で始めた。

 あたりを大勢が行き交うが、人だかりはまだできていない。

 韓国の人気ドラマ「イカゲーム」の登場人物や白雪姫にコスプレした若者、フェースペイントを施してもらう観光客……。

 ハロウィーンを楽しもうとする人々の姿があった。

 だが男性がメイン通りに入ると、様子が変わってくる。

 密集が生まれ、進行速度が遅くなった。

 男性は「牛歩戦術だ」と表現しながら、群衆の流れのまま前に進む。

 午後8時ごろ。

 「横道に押し出されました」…

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この記事を書いた人
笠原真
ヤンゴン支局長兼アジア総局
専門・関心分野
紛争、難民、格差
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    奥山晶二郎
    (サムライトCCO=メディア)
    2022年11月1日19時44分 投稿
    【視点】

    おそらくその時、私が記者としてソウルにいたのなら、現場へ急行して、原稿を吹き込みながら(いわゆる勧進帳というやつ)、動画撮影をしていたでしょう。一方で、今回、メディアで報じられる現場の映像のほとんどは、当たり前のように、その場に居合わせた人

    …続きを読む