その日、新橋の中華料理店がざわついた 去る李克強氏、日本にも足跡
上海=井上亮
中国共産党のナンバー2、李克強(リーコーチアン)首相が党指導部から外れ、引退する見通しになった。一時は習近平(シーチンピン)総書記と党トップの座を争ったエリートは、秀才ぶりを示すエピソードに事欠かない。1980年代に訪日したときには、「未来のリーダーになる」ともささやかれた。ただ、首相となって以降は習氏との関係の中で微妙な立場にも置かれ続けてきた年月でもあった。
「3時間の演説原稿を暗記できる」
「すれ違った10台の車のナンバーを覚えている」
知人や過去の同僚が語る李氏の秀才ぶりはすさまじい。
1955年、安徽省の農村生…
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