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　ハーブの一種・セージの紫色の花が咲く季節に合わせ、伊賀鉄道（三重県伊賀市）は5日、「セージトレイン」の運行を2年ぶりに始めた。癒やし効果があるとされるセージの芳香を漂わせ、飾りつけた列車を11月28日まで運行する予定。

　この日はブルーとグリーンの忍者列車（各2両編成）のうち伊賀上野駅寄りの車両の天井付近に、セージの造花やセージの成分を含む香りのビーズが入った袋などが取り付けられた。

　伊賀市霧生の総合リゾート施設「メナード青山リゾート」（0595・54・1326）と伊賀鉄道の連携企画。セージ約3万株が育つリゾートのハーブガーデンは今月下旬からが見ごろといい、11月30日まで入園無料。セージトレインは運行時間が日々異なり、乗車前日の午後5時以降に上野市駅（0595・21・3231）で確認が必要。（亀岡龍太）