JR只見線が11年ぶりに全線再開 始発がいきなりブレーキトラブル

【動画】11年ぶりに全線で運転を再開したJR只見線=熊倉隆広撮影
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 2011年7月の新潟・福島豪雨で一部区間が不通になったJR只見線は1日、全線での運転が再開した。ところが、JR東日本福島支店によると、福島県の会津若松駅を午前6時8分に出発した下りの始発列車で非常ブレーキが作動したため、同県会津坂下町の塔寺駅と会津坂本駅の間で停車している。

 この影響で、会津坂下駅と会津川口駅の間の上下線で運転を見合わせている。午前8時40分現在で、運転再開のめどは立っていないという。

 JR只見線は、11年7月の新潟・福島豪雨で、三つの橋梁(きょうりょう)が流失するなど大きな被害を受けて一部区間が不通となった。1日から11年ぶりに全線での運転を再開し、小出駅(新潟県魚沼市)から会津若松駅に向かう列車は不通区間を通過。停車中の列車は、福島県から新潟県に向かう一番列車だった。

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