第4回保育園「入れればラッキー」じゃなかった現実 数は足りても選べない
「ここ数年、保育園に行けなくなる『不登園』のお子さんからの問い合わせが増えています」
こう話すのは、神奈川県内で認可外保育園や認可保育園など複数の園を運営する、NPO法人「もあなキッズ自然楽校」の代表、関山隆一さん。
「子どもが、保育園に行けなくなってしまった」「通ってみたら、子どもにまったく合っていなくて、不安がある」「通えるなら、すぐにでも引っ越します」
園には、毎月のように転園を希望するSOSにも似た電話がかかってくる。市内だけにとどまらず、県外からの声も。電話口の保護者の声は、どれも切実だという。
「みんな一緒」になりがちな保育園。当然ながら、園児の中には集団行動になじめない子もいる。一人ひとりに寄り添った運営を続ける園を訪ねた。
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関山さんらが保護者から転園…
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