速達で届いた国葬の案内状 政府ドタバタ、職員「右手が痛い」
安倍晋三元首相の国葬の案内状をめぐり、政府のドタバタぶりを指摘する声がSNSなどであがっている。出欠の返信期日が手書きで修正されているうえ、開催日の決定後1カ月以上もたってから速達で送られていたからだ。混乱はなぜ生じたのか。
内閣府の国葬儀事務局によると、案内状は先週に発送を開始した。参列者は最大6千人程度を予定しているが、欠席を見込み、6千人以上に案内状を送ったという。
案内状は9日に衆参国会議員らに届き始めた。現物の写真がツイッターに投稿されると、返信期日の上に修正テープが貼られ、手書きで期日を書き直していることが話題になった。国葬の実施日を9月27日と閣議決定したのは7月22日。時間的に余裕があったはずにもかかわらず、速達で届いたことにも疑問の声が上がった。
10日に案内状を受け取った…
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- 【視点】
凶弾に倒れた安倍元首相を岸田首相が国葬にすると表明したのは2カ月も前なのに、この有り様。いかに泥縄かを物語る記事です。国民主権となった戦後日本で国葬とは何かというコンセンサスの形成を政治(大半は自民党政権)が怠りながら、岸田首相が拙速に独断
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