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　2024年春に敦賀まで延伸開業を予定している北陸新幹線の加賀温泉駅（石川県加賀市）の新駅舎で4日、線路を間近で見られる見学会があった。

　参加者は約7倍の抽選に当たった300人。4回に分けて、鉄道・運輸機構の担当者から構造や消雪用のスプリンクラーなど設備などについて説明を聞いた。

　レールのそばを歩ける見学会は今回が初めて。みんな特別な体験を楽しんでいた。数ミリのレールのさびのかけらを拾って宝ものにするという加賀市山代温泉の中出蓮人（れんと）さん（10）は、「早く（新幹線が）走って欲しい」と話した。

　新駅舎の建築工事は進捗（しんちょく）率は93%で、9月末までの予定。その後、エレベーターや照明などの設備の工事があるという…