国がキオクシアの半導体工場に補助金最大929億円 大型支援2件目

有料記事

若井琢水 土居新平

 経済産業省は26日、半導体大手キオクシアなどによる半導体工場の建設に、最大約929億円を助成すると発表した。国の大規模な補助金は2件目。自動車やスマホなど様々な製品に欠かせない半導体の生産を強化する。

 キオクシアと、協業先である米ウエスタンデジタルとの合弁会社による申請を経産省が認定した。対象はキオクシアの四日市工場(三重県四日市市)に建設中の設備。投資額約2788億円の3分の1を国が出す。最先端の半導体「3次元フラッシュメモリー」の量産を後押しする。既存の製品の2倍の容量と処理速度があるとされ、スマホやパソコンなどに使われる見込みだ。2023年2月の出荷開始を予定している。

 助成金の財源は、先端半導体…

この記事は有料記事です。残り369文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら