JAL解雇争議、12年経て事実上終結へ 労組が解決案に合意
江口悟 編集委員・沢路毅彦
2010年に経営破綻(はたん)した日本航空(JAL)の解雇争議が12年を経て事実上終結する見通しになった。解雇されたパイロットや客室乗務員(CA)は、解雇無効を訴えた裁判の敗訴後も復職を求めて交渉していたが、会社側が業務委託契約で仕事を提供する解決案を提示。労働組合側も受け入れることを決めた。一部は引き続き復職を求めている。
整理解雇されたパイロットが加盟していた日本航空乗員組合が22日、臨時大会を開き、会社が示した解決案の受け入れを正式に決めた。客室乗務員で作る日本航空キャビンクルーユニオン(CCU)は13日に会社と合意している。
日本航空は6月下旬、2組合…
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