現在の仕事・担当
労働問題や雇用政策について広く取材しています。特に、労働関連の立法政策に関心があります。
バックグラウンド
学生時代は労働運動史や労使関係史を勉強していました。朝日新聞では経済部で民間企業の取材が長く、働く現場となっている企業活動について学ぶことができました。リーマン・ショック後に希望していた労働取材に関わるようになり、現在に至っています。この間、社会人大学院で労働法を体系的に学びました。過労死防止学会、日本労働ペンクラブの会員です。
仕事で大切にしていること
労働問題の取材で心がけているのは、労働者側と企業側のどちらかの主張を一方的に否定するのではなく、バランス良く記事に反映することです。雇用は企業活動によって生みだされるものなので、政策課題やトラブルがあったとしても、どこかで妥協点を見いださなければならないと考えているからです。
ただ、個別の労働紛争については、当事者である労働者の気持ちをできるだけ尊重することにも留意しています。特に、名前や顔を出して取材に応じてくれる方にとって、その勇気に応えられる記者でありたいと思っています。
著作
『非正規クライシス』(朝日新聞出版、2017年)=共著
『ドキュメント「働き方改革」』(旬報社、2019年)=共著
論文・論考
「非正規労働を巡る政策と運動」(大原社会問題研究所「日本労働年鑑」2014年)
「どうなる『働き方改革』」(岩波書店「世界」2018年5月号)
「コンビニが社会のインフラだと言うならば」(岩波書店「世界」2022年9月号)
タイムライン
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