コロナワクチン生後6カ月~4歳に拡大を ファイザーが厚労省に申請

村上晃一
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 新型コロナウイルスのワクチンを製造販売している米製薬大手ファイザーと独バイオ企業ビオンテックは14日、接種対象を生後6カ月~4歳の子どもに広げることを承認するよう、厚生労働省に申請したと発表した。5~11歳への対象拡大は、厚労省が今年1月に特例承認し、3月から接種が始まっている。

 ファイザーは、生後6カ月~4歳の子どもへの3回の接種で、ほかの年代と同等の効果が得られるとしている。

 米国では食品医薬品局(FDA)が6月、ワクチンの接種対象を5歳未満に広げる緊急使用許可を出した。ファイザー製とモデルナ製のワクチンが対象とされ、6カ月~4歳の子どもへの接種が始まっている。

 ファイザー製は、大人が使う量の10分の1を3回接種する。3週間あけて2回目を打った後、少なくとも8週間あけて3回目を打つ。

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