「牛」が結んだ意外な縁 北野天満宮にランボルギーニなど名車が集結
屋代良樹
【京都】牛のエンブレムでおなじみの「ランボルギーニ」を始めとするスーパーカーが22日、上京区の北野天満宮に参拝し、オーナーたちが交通安全を祈願した。
2015年から毎年の恒例行事で、コロナで3年ぶりの開催となった。発起人は自動車評論家の西川淳さん(56)。境内に菅原道真の使いとされる臥牛(伏した牛)が数多く奉納されていることや、本殿に刻まれている立ち牛の姿がランボルギーニのエンブレムに似ているのがきっかけだ。
晴天に恵まれた22日の朝、全国からアルファロメオやジャガー、ポルシェなどの名車35台が参道脇の駐車場で一堂に会し、エンジンを止めておはらいを受けた。地元住民らも来場し、撮影を楽しんだ。
約20年前にランボルギーニ「ミウラ」を購入した愛知県の会社員、石川清成さん(58)は「自動運転の時代になっても(車に乗っている)人の意識が大事。普段から自分の技量を超えない運転を心がけている」と話した。
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