マクロン氏がフランス大統領に再選へ 決選投票で右翼ルペン氏上回る

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パリ=疋田多揚

 フランス大統領選の決選投票が24日にあり、欧州連合(EU)の連携や欧米間の協調を重視する、中道の現職エマニュエル・マクロン氏(44)が再選される見通しになった。仏メディアが同日午後8時(日本時間25日午前3時)、投票締め切りと同時に得票見通しを報じた。EUの権限縮小を訴え、ウクライナ侵攻をめぐるロシアへの制裁強化に反対する右翼「国民連合」の下院議員マリーヌ・ルペン氏(53)は敗退が確実となった。

 公共放送「フランス2」はマクロン氏の得票率見通しが58・2%で、ルペン氏が41・8%と伝えた。

 マクロン氏は、ウクライナ侵攻をめぐる対応で欧州のかじ取り役を担い、EUと足並みをそろえてロシアに経済制裁を科してきた。プーチン大統領と対話を重ねつつ、ウクライナ周辺国に北大西洋条約機構(NATO)の枠組みで自国軍を派遣してきた。

 これに対し、ルペン氏はNATOの軍事機構からフランス軍を外すと主張してきた。マクロン氏の再選で、ロシアに対する欧米の包囲網は、ほころびを避けられる形となった。

 フランスで現職大統領が再選…

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