自爆型ドローン100基、米国がウクライナに提供 戦闘長期化を視野

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ワシントン=高野遼
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 米国防総省は6日、ロシアからの侵攻を受けているウクライナに対し、自爆型ドローンスイッチブレード」を100基提供したことを明らかにした。ウクライナ兵が使用するため、米国内の訓練も受けているという。戦闘の長期化を視野に、新たに強力な兵器の提供に踏み出した形だ。

 スイッチブレードは米「エアロバイロンメント」製のドローン。相手の戦車や軍用車両などの標的に対し、ミサイルのように自ら突っ込んで破壊する。大型の「スイッチブレード600」(重量54・4キロ)と小型の「スイッチブレード300」(同2・5キロ)があり、射程は10~40キロだという。

 国防総省のカービー報道官は6日の会見で、100基の「スイッチブレード」が今週前半までに現地に到着し、ウクライナ国内に運び込まれていると説明。カービー氏はまた、「ウクライナ側とスイッチブレードの将来の活用について議論をしている」と話し、今後の追加支援にも前向きな意向を示した。

 スイッチブレードはウクライ…

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