国境を越えた送金業務の要となる「国際銀行間通信協会(SWIFT〈スイフト〉)」のシステムからロシアの大手7銀行グループを排除する経済制裁が12日から始まる。ロシアでの事業や対ロ貿易に大きな制約を与えるもので、すでにロシア事業の停止や撤退を決める企業が相次いでいる。業を煮やしたプーチン大統領は撤退企業の資産を接収するなどと警告したが、「ロシア離れ」の流れはますます進みそうだ。
SWIFTは、企業などが金融機関を通じて外国企業とお金をやり取りする際、送金額など必要な情報をやりとりする仕組み。日本を含め200を超える国・地域の1万1千以上の金融機関が利用し、1日約4200万件のやりとりを仲介している。
今回の制裁で排除するのは…
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