米国連大使、ロシアの攻撃は「戦争犯罪」 米政権幹部で初めて明言

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ニューヨーク=藤原学思
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 米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は10日、ロシアのウクライナに対する攻撃について「戦争犯罪を構成する」との認識を示した。英BBCのインタビューに答えた。米政権幹部がロシアの行為を「戦争犯罪」と断じたのは初めてとみられる。

 ウクライナ南東部のマリウポリでは、産科・小児科病院が攻撃され、子どもを含む3人が死亡。トーマスグリーンフィールド氏は「我々は国際社会の他の人たちとともに、ロシアがウクライナの人びとに対して犯している罪を記録することに取り組んでいる」と述べた。

 その上で「どんな方法によっても正当化できない民間人への攻撃がなされている。それらは戦争犯罪を構成する」と明言。証拠を収集し、使用できるようにすることが重要だとした。

 ただ、米国もロシアも、戦争…

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この記事を書いた人
藤原学思
ロンドン支局長
専門・関心分野
ウクライナ情勢、英国政治、偽情報、陰謀論
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