TikTok、ロシアからの動画投稿を停止 ネトフリもサービス停止

サンフランシスコ=五十嵐大介
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 中国発の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の運営会社は6日、ロシアからのライブ配信や新たな動画の投稿を停止すると明らかにした。ロシアが「フェイクニュース(偽情報)」とみなした場合に禁錮刑を科すことのできる新法を打ち出したことで、この法律に関わる安全面の影響を見極める必要があるとしている。

 同社は「ティックトックは、戦時にも安心の源と人のつながりを提供できる媒体だ」としながらも、「我々の従業員や利用者の安全が最優先であり続ける。ロシアの新しい『フェイクニュース』法を踏まえ、選択肢がない」とツイートした。アプリ内のメッセージ機能は影響を受けないという。

 また、米動画配信大手ネットフリックスも6日、ロシアでのサービスを停止していると明らかにした。

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この記事を書いた人
五十嵐大介
サンフランシスコ支局長兼編集委員
専門・関心分野
テクノロジー、経済、グローバリゼーション
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    藤井涼
    (UchuBiz編集長)
    2022年3月7日13時32分 投稿
    【視点】

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