国際ハッカー集団、ロシアメディアを攻撃か タス通信が被害認める
ロシアの国営通信社タス通信は28日、自社を含む同国主要メディアのウェブサイトがハッキングされたと、SNSに投稿した。
タス通信のサイトは日本時間午後9時時点で、「この愚かな行動をやめてください。自らの子どもや夫を死なせないでください」「私たちは全世界から孤立し、石油やガスの購入も止められた。数年後、私たちは北朝鮮のような暮らしをすることになる」などと反戦を訴えるロシア語の文章と、「5300人のロシア兵がウクライナで死亡した」と伝える画像が表示されていた。
投稿者は不明だが、文章の末尾に「無関心ではないロシアのジャーナリストたち」とあり、国際的ハッカー集団「アノニマス」のマークもついている。
その後サイト上で反戦の文章は表示されなくなったが、アクセス障害が残っている。タス通信はSNSでサイトがハッキングされたと認めたうえで、「表示されている内容は事実でなく、我々は関係ない」と説明した。
アノニマスを名乗るツイッターアカウントは同日、「300以上のロシアメディアと銀行のウェブサイトをダウンさせた。アノニマスとプーチンのロシアの戦いは続く」と投稿している。
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