ロシア側はワリエワを一貫して擁護 疑問残ったまま再びリンクに

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北京=遠田寛生
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 フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワを巡る問題で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は北京五輪での出場続行を認めた。ドーピング検査で陽性になりながら暫定的な資格停止を解除したロシア反ドーピング機関(RUSADA)の対応を支持した。

 CASは、ワリエワの陽性は認定した。そのうえで、マシュー・リーブ事務総長は会見で「この状況で選手の五輪出場を阻んだ場合、取り返しのつかない損害を与えると仲裁担当は考えた」と説明した。

 リーブ事務総長は、ワリエワが16歳未満で、世界反ドーピング機関(WADA)が定める「要保護者」であることを考慮したと説明。陽性通知が遅れて届いたことは「選手の責任ではない」などとしている。

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