新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大を受けた水際対策について、岸田文雄首相は12日、「水際対策の骨格自体について見直し、緩和の方向で検討していきたい」と述べた。東京・羽田空港で水際対策措置を視察した後、記者団に語った。
首相は見直し時期について、「今の水際対策の骨格は2月末までで協力をお願いしている。状況の変化の中でどうあるべきなのか、見直しの検討をしていきたい」と述べた。月内はいまの対策を続けつつ、感染状況や世論の動向を見ながら、早ければ3月から緩和を検討する。
見直し内容の判断基準について「変異種も含めたオミクロン株に対する科学的な知見の蓄積、内外の感染状況の変化、海外における水際対策のありようを総合的に勘案」すると説明。「具体的な中身はこれから検討していかなければならない」と話した。
政府は昨年11月30日、オ…
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