羽生結弦の恩師「割り切っているはず」 今、彼に言葉をかけるなら…

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金島淑華
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 北京オリンピック(五輪)のフィギュアスケート男子ショートプログラム(SP)で、羽生結弦は冒頭の4回転ジャンプでミスがあり、8位と出遅れた。ただ、小学2年生から高校1年生まで羽生を教えた都築章一郎さん(84)は「本人は失敗したと思っていないでしょう。割り切っているはず」と言う。

     ◇

 (冒頭のミスは)氷に穴が開いていて、本当に不幸でした。どうしようもなかったと思います。

 ミスが出ると動揺し、音をはずしたまま演技してしまう選手は珍しくありません。でも、羽生は冒頭のジャンプの後、焦りを見せませんでした。

 SPは95・15点。よく点数が出たと思います。それは、音の表現をはじめ演技の「質」がいいからです。

 連続ジャンプの二つ目のジャンプは両手を上げて跳び、しかも、なめらかに着氷しました。それぞれのジャンプも自分のタイミングで踏み切るのではなく、音に合わせて跳んでいます。スピンやステップも、ピアノ曲の音をはずさずに表現できていたのが素晴らしかった。音と合わせるテクニックは一番ありました。

 ネーサン・チェン選手が世界最高得点を出しましたが、羽生もミスなくやれば同じぐらいの点数になったんじゃないかと思います。残念ながら、これが勝負ですね。本人は失敗したと思っていないでしょう。割り切っているはずです。

 演技後のインタビューを聞き…

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この記事を書いた人
金島淑華
スポーツ部次長
専門・関心分野
スポーツ、子ども