ハンバーガーへの支出額1位は「うどん県」の高松市 なぜ?
堅島敢太郎
香川といえば、「うどん」だ。誰がなんと言おうと。総務省が昨年発表した、都道府県庁所在地と政令指定市を対象にした家計調査(2018~20年)でも、1世帯当たりの「日本そば・うどん」(外食)の年間支出額で、高松市は1万4017円で当然の1位。だが、調査結果を眺めていると別の食べ物にも目が止まった。「ハンバーガーも1位?」
高松市民の1世帯当たりのハンバーガーへの支出額は、年6354円。全国平均の4592円を1500円以上も上回った。前回調査(17~19年)でも年5513円で、川崎市に次いで2位だった。
うどん好きは、ハンバーガー好きなのか。家計調査の「日本そば・うどん」と「ハンバーガー」の両方で上位5位以内に入っているのは高松市のみ。品目に「そば」が含まれているとはいえ、相関関係は見られなかった。
うどん文化の研究者も、高松…
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