フィギュアGPファイナル中止へ オミクロン株拡大、入国停止が影響

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 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大で、外国人の新規入国が一時停止されたことなどを受け、大阪で9日に開幕予定だったフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが中止になることが2日、わかった。関係者が明らかにした。2日中にも発表される見通し。

 GPファイナルは今季のグランプリシリーズで上位に入った選手だけが出場できる大会で、北京五輪日本代表選考に影響する大会の一つ。日本勢は男子の鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)や宇野昌磨トヨタ自動車)、女子の坂本花織シスメックス)、ペアで三浦璃来木原龍一組(木下グループ)が出場予定だった。

 海外勢は、男子は世界選手権3連覇中のネーサン・チェン(米国)、女子は今季、世界最高得点を記録したカミラ・ワリエワ(ロシア)の出場が決まっていた。

 GPファイナルについて、日本スケート連盟の担当者は外国人の新規入国が停止された11月30日、「海外選手が来日できるのか国に問い合わせている段階」などと話し、国の判断を待ちつつ、開催に向けて準備を進める考えを示していた。中止は2年連続。

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