君は立憲代表になれるのか 「なぜ君」監督が語る、香川1区の舞台裏

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聞き手・山下剛
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 立憲民主党の衆院議員・小川淳也氏の政治活動を追ったドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」(2020年公開)の監督・大島新(あらた)さん(52)が、続編「香川1区」を制作中だ。今回の衆院選で小川氏は選挙区を勝ち抜いたものの、立憲は議席を減らし、枝野幸男代表が辞任を表明。小川氏は代表選への出馬に意欲を示している。小川氏は立憲代表に、そして総理大臣になれるのか。大島監督に聞いた。

4年前と違う熱気

 ――「なぜ君」の続編を制作しようと思ったのはなぜですか。

 昨年、菅義偉政権が誕生して、小川さんの対立候補、自民党平井卓也さんがデジタル改革担当大臣になりました。高松市のような地方都市で大臣の看板は大きいし、とりわけデジタル改革担当大臣は看板大臣でした。小川さんにとって厳しい選挙になると考えました。

 もう一つ、自民党の強さとはなんなのかを知りたい、という思いがありました。

 前作で「君はなぜ総理大臣になれないのか」と問題提起した大島監督は、続編で今回の衆院選をどう描いたのか。相手陣営の「塩対応」など、撮影の舞台裏とともに、立憲民主党の敗因、小川氏の今後についても語ります。

 何を隠そう、私は自分が投票…

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この記事を書いた人
山下剛
ネットワーク報道本部次長|政治・選挙・子育て
専門・関心分野
政治、選挙、障害、教育・子育て