これ「自宅療養」ですか? ある感染者、10日間の記録

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山口啓太
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 新型コロナウイルスに感染し、自宅療養を余儀なくされる人が急増している。東京都内で夫と2人暮らしの女性(40)は10日間の療養中、SNS上で日々の思いや出来事をつぶやき続けた。回復したいま、こう思う。これって、「療養」ですか?

「明日生きて起きられるか」

 8月12日午前1時19分 (血中酸素飽和度を測る)パルスオキシメーター買おうかな。行政のはいつになるかわからないし…

 感染判明はこの前日。夫(37)は6日からのどの痛みなどの症状が出始め、9日に感染が判明していた。自分は徒歩圏にパートの仕事に出かけるだけで、夫も在宅勤務。外出するのは買い物や休日の昼食くらい。どこで感染したのか。夫にはこの日も保健所からの連絡はない。情報を集めるため、2年間使っていなかったツイッターのアカウントで投稿を始めた。

 12日午前11時25分 保健所からの連絡も無く、行政からの指示や支援もなく、不安な毎日を過ごしています

 この日、夫に保健所から自宅療養を告げる連絡が。感染から3日後。遅い。都が手配する食料は到着に時間がかかると言われたらしい。前日にネットで注文した食料はこの日届いた。平熱は36度台前半だが、37度台まで上がったり下がったり。せきや鼻水などの症状にも悩まされた。感染者が情報共有するのに使う「#コロナ闘病中のみんなで話そう」などのハッシュタグを検索するのが日課に。「苦しいのは自分だけではない」と少し安心できた。

 13日午後4時43分 保健…

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