「将来亡くなる確率」は交通事故よりコロナ 厚労省推計

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久永隆一
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 2020年の傾向が続けば、65歳以上の高齢者は交通事故より、新型コロナウイルス感染症で亡くなる確率が少し高い――。厚生労働省が30日に公表した「簡易生命表」でそんな推計結果が明らかになった。

 2020年時点である年齢だった人が将来、どの死因で死亡するのかの確率を計算した。この年の死因の動向が今後も続くと仮定している。

 その結果によると、新型コロナが死因になる確率は、男性は65歳、75歳とも0・29%。90歳は0・22%だった。女性は65歳で0・20%、75歳で0・21%、90歳で0・18%だった。

 これに対して交通事故で亡く…

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この記事を書いた人
久永隆一
さいたま総局次長
専門・関心分野
社会保障、教育、こども若者、貧困、人口減少