「出雲」に「まつかぜ」も 山陰歴史館でヘッドマーク展
榊原織和
鳥取県米子市中町の市立山陰歴史館で、山陰を走る列車のヘッドマークを紹介する企画展が開かれている。JR西日本米子支社から寄贈された34点のヘッドマークや写真などが会場に並ぶ。今月25日まで。
ヘッドマークとは列車の先頭部に掲げる飾り看板で、列車名にちなんだデザインなどが施されている。1985年から廃止される2006年まで使われていた寝台特急「出雲」のものは、オレンジの地に雲のデザイン。特急「まつかぜ」のものは海を背景に風に吹かれているような松の絵だ。
また三江線が廃止になった18年3月31日に使われたヘッドマークや、高校野球の甲子園へ応援に行く人たちを乗せた臨時列車に使われた出場校の名前入りのヘッドマークも8点ある。
兵庫県加古川市の八木亮祐さん(34)は、昇る朝日が描かれた特急「あさしお」が一押し。「ヘッドマークはデザインがいい。なかなか見られない物があって、3時間以上かけて来てよかった」
一般300円。火曜休館。
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